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オーディオは宗教ではない、生き方の指針だ 門松を爆破せよ
Posted by - 2017.10.17,Tue
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Posted by Siina daioujou - 2010.08.26,Thu

オーディオと出会ったのは、ようやく18になろうかといった頃であった
当時の稚拙な手記を辿れば、今も鮮やかにかつての有様が蘇る

オーディオにさえ手を出さなければもっと世間的リア充であったろうと
誰しもが指を刺して言うだろう、しかし彼は迷い無くこう答える「否、私は十分リア充だ」と


孤独のオーディオ 1話



オーディオ (Wikipedia)

高音質再生を追求する目的、あるいは、自分なりの好みの音楽性を実現する目的で構成された
趣味性の強いオーディオシステム、および、それを構成する各々の高級音響機器群のことを指す



高校最後の夏休みも間近というあくる日、私こと豊田無礼(とよたぶれい)は友人の部室に招かれた
その悪友は学園にエロ・ゲーを普及することに熱心な愛の司祭であり、エロソムリエであったが
部室の隅に置かれたPCから私に顔を向けた彼は自信に満ち溢れた凛々しい眼差しのまま


「ト・ヨブレ、いいものがあるファミコンゲー原理主義のお前でも満足できる、必ずな」


私に悪魔の囁きを告げたのだった
ト・ヨブレというのは当時から続く私の愛称であるが本来はトヨタデイブレイクというものを短縮したものだ

彼が手渡してきた箱にはAIRと書かれており、巨大な目が印象的な少女達が書かれていた
PCを手にしたばかりでエロ・ゲーの洗礼に触れる前のチェリーな私にも判る、これはオ・タクーへの誘い


まて、卿(けい)は私にエロ・ゲマーになれというのか
この身は電撃PSに捧げていると言ったはずだ お前の姦計にはのらぬ

「聞けト・ヨブレ、それはただのエロ・ゲーではない、数多くの男達を感動の渦に飲み込んだ偉大なものだ」
「物事の本質は上っ面で判断するものでもなかろう
それにそれは見ての通りお前の憎む痴漢物ではない、使うのは自由だ渡しておくぞ」

卿がそこまでして押し付けてくるというならば尋常のものではあるまい・・・
いいだろう、俺も男児だやらせてもらおう

「その言葉を待っていた、物語が佳境に差し迫ることを察したら一度止めろ
いいな? 必ずだ そして休み前の日に一気にケリをつけろ」

何故そのような慎重にせねばならぬのか?
不思議なことをいうものだエロ・ゲーは節足を尊ぶのではなかったか

「その必要があるからだ、まあ今知る必要もあるまい
おのずと理由はしれるだろう・・・話はこれまでだ、自宅でPCがお前をお待ちだ」


これが始まりの一歩であった

本来オ・タクーであればここから訓練されたエロ・ゲマーとしてさらに訓練された司祭になるのだろう
しかし、彼を魅了したのは・・・ゲームではなかったのである


はじめてみるゲームのOP 聞いたことも無い女性の歌声
音楽といえばユーロビートしか聞いたことの無かったト・ヨブレにとって
それはまさに驚愕の世界だった

その後しっかり友人の忠告を守らず 2.3日無気力な姿を学園に晒したト・ヨブレは考えた

あんな歌があるとは・・・しかもエロ・ゲーだという もっと聞きたい
いや あんなUSBでつながった小さなスピーカーではダメだ もっと・・・
そうだPC屋に大きいものがあった あれがよい

何度も聞き返し拳大程度の小さなスピーカー2つから鳴る音では到底満足できぬと彼は走り出した

それがその後続く、果て無き旅路の始まりとも知らずに・・・




登場人物

ト・ヨブレ(トヨタデイブレイク)

あろうことかゲームの音で音楽鑑賞に目覚める、オーディオの道は深く険しい
その門戸は今だ開かれず、しかし人はいずれ見るだろうその背中を
彼の長い旅路は今 始まったばかり・・・



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プロフィール
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Siina daioujou
性別:
男性
趣味:
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自己紹介:
広島某所在住、オーディオを趣味とする
部屋が音聞く・寝る以外の行為不能
ゴミ箱があれば部屋としての面目は立つ
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